高野長英
高野長英
開国派の元武士・町医者
[生年〜没年] 1804年〜1850年
陸奥国水沢(現在の岩手県奥州市)生まれ。
幼いころから蘭書で学問に興じ、江戸で吉田長淑に師事した。
留学先に長崎でシーボルト事件に遭うが、難を逃れる。
実家には戻らず武士の身分を失い、町医者として働くいっぽうで尚歯会に参加。
異国船打払令を批判した著作『戊戌夢物語』が原因となり、蛮社の獄で死去した。
高野長英に関する記事一覧
蛮社の獄で高野長英が重い弾圧処分を受けた理由
幕末に外国船打ち払いを批判した者が弾圧される事件「蛮社の獄」が起きました。町医者で蘭学者の高野長英も犠牲者の一人でしたが、彼の処分は永牢という重いもの。なぜ長英は重罰を受けたのか…